カテゴリ:不動産売却 / 投稿日付:2020/11/27 11:49
不動産売却についての知識の5回目。
前回の続きで、「買取りと仲介、どちらがよいのか?」についてご説明します。
結論から言いますと、どちらがよいかというのは場合によって変わります。
まず買取りからご説明しますと、買取りは多くの場合、
・早く売却できる
・けれど、売却価格は仲介の場合より低くなってしまうということが一般的です。
買取りは、私ども不動産会社が物件を買取らせていただきます。
つまり、「買主がもう見つかった状態」となるため、早いのです。
買取った物件に住む訳ではなく、買っていただけるお客様(買主)を見つけて転売をします。そのため、リフォームや外壁塗装などをしてその物件を「商品化」するコストがかかります。
他にも、買取り時にかかる諸費用や税金、販売活動のコスト等を考えながら、転売をして利益が出るようにしなければなりません。
このような流れになるので、売却価格はどうしても仲介の場合と比べて低くなってしまうのです。
一方、仲介の場合は、売主様と買主を「マッチング」させます。
物件は原則そのままの状態で売りに出すので大規模なリフォームの費用などは必要なく(※)、商流としては売主様と買主様が直接売買契約を結ぶ形に
なるため、売却価格も、買取りより高い価格で成約となることが大半です。
※多少費用をかけてリフォームした方が高く売却できる場合もあるので、その点は状況に応じてアドバイスしております。
その代わり、買主を見つける必要があるため、買取りと比べ売買契約が成立するまで時間がかかってしまいます。
なお、当社では買取りも仲介も行っており、物件ごとにどちらがお客様にとってベストな方法かのご相談も、いつでも受け付けております。
「売却した資金がいつまでに必要か」「いくらぐらいで売却したいか」などをお聴かせいただければ、最適な方法についてアドバイスさせて
いただきますので、お気軽にご相談ください。
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